2008年07月24日
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桜上水支流の支流(?)に水が溢れる時があった・雨水を流す機能性は未だに持つ!?

Written By: 川俣 晶連絡先

 水源が多すぎるのか!? 下高井戸玉川上水南岸のミステリー!?で写真を紹介した桜上水支流の支流(?)の開渠部分ですが、今日、近所のface&hair SANOに行って髪を切ってもらった際に、話を聞くことができました。さすがに地元の人は、思いがけない逸話を知っていました。

佐野君の話(要約) §

 (私なりの要約なので、違うかもしれない)

  • 大雨の日に、プランターが落ちて水路を塞いでしまい、水を溢れさせたことがある
  • 普段は水が流れていないが、雨が降ると水が流れるようである
  • 近所の人は水路のことをあまりよく知らないようだ

考察 §

 プランターが落ちていなければ水が溢れていないようなので、排水路としての機能は維持しているようです。つまり、この下流部は埋め立てられたのではなく、水路の上を塞いだ暗渠状態とみて良さそうです。

 なぜ、このようなことを気にするのかというと、暗渠は中の様子がさっぱり見えないため推定すらできないためです。その点で、部分的に開渠が残る桜上水支流の支流(?)の存在意義は大きなものがあります。(あくまで個人的には……ですが)

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